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【簡単DIY】無垢材ウォールナットデスクをDIY超初心者が自作

2023年8月15日

これまで、家具屋で購入した勉強机を自宅用デスクとして在宅ワークやプライベートで作業していたが、ここにiMacと在宅ワーク用の液晶ディスプレイの2台ディスプレイを置くことができず、めっちゃストレスになってた。仕事自体のテレワーク率はさほど高くないのだが、やはり環境は大事。デカいデスクが必要。

ただ、いざネットや色々な家具屋に行って調べてみるといわゆる家具屋のデスクは天板の広さが小さめのものばかりで、求めている大きさのものがない。今時、ネットでミニマリストやイケてるガジェオタのデスクはみんなこんな家具じゃない。

ダイニングテーブルを代用することも考えたが、奥行きがありすぎるのも困るし、作業用デスクは高さも非常に重要。高さが合わないと肩こりの原因になりかねない。

ということで、市販で良いものがないなら作るしかない!ということで、完全DIY初心者だった僕が2年ほど前にデスクを自作した。その時の手順をまとめておくので、ぜひDIY初心者のあなたも参考にしてほしい。

※ちなみにもちろん何も見ずにトライしたのではなく、YoutubeのMiD ’S LIFEさんの動画を参考に作りました。

製作の所要時間と苦戦したポイント

1.5〜2時間程度かかったと思う。慣れてる人なら1時間程度で作れちゃうかも。全体的にはあまり苦戦しなかった覚えがあるが、ちなみに苦労したポイントとしては以下。

  • 天板がめちゃくちゃ重かった
  • 電動ドライバーのパワーが控えめだった

必要なもの

天板

これは完全に好みになるが、今回一番こだわったポイントだ。もっと素材の格を落としたり、無垢ではなく突板などにすることで安く仕上げることはできたが、今回無垢材かつウォールナットにこだわった。

無垢材は天然の木をそのまま使ったものになるので、木の風合いや経年で見た目が変わることを楽しめる。しかし、素材にもよるが値段が張ることが多い。僕は家具を買い出してから、ウォールナットといういわゆるクルミの木材がめちゃくちゃ好きだ。色がダークブラウンで高級感、重厚感があるので、昔から好んで買っている。(ただし、オークやナラなど、他の木材に比べて値段が高い)

ちなみに無垢材はデメリットもあって、木が反ってしまったりするので注意が必要だ。(今回紹介する手順と使うものでは反り対策はできていない)

ただ、製作・使用して約2年経つが、特に反っているようには見えず、問題なく使えている。

MiD’SLIFEさんの動画ではIKEAのキッチン用天板を使っている(表面に薄い木材を貼り付けた、いわゆる突板)が、ここはウォールナットの無垢にこだわった。

ネットで値段含めて色々調査したところ、GOLDSPACEさんの商品が自分のニーズにマッチしているため、これを購入。

ちなみにこのGOLD SPACEさんで購入した天板は初回、少しヒビ入っていたが、連絡したら迅速に交換してもらえた。これも含めて信頼できるストアだと思っている。

大きさについて

大きさはW1400×D700×H30mm。

横幅は1600と悩んだが、部屋の大きさと使いたいスペースを考えたら1400で問題ないだろうと考え、1400を選択。(このストアは1200×700、1400×700、1600×800、1800×800から選べる)

ちなみにH300mmもポイントで、これが200mmとかになると少しデスク全体が頼りない印象になる。

素材について

ビーチやパインやオーク材も選択できたが、迷わずブラックウォールナットを選択。ちなみにブラックウォールナットは日本で単にウォールナットといえばこのブラックウォールナットのことを指すらしい。時間が経過すると薄い褐色がより深い色に変化する。

加工について

グロス加工と呼ばれるものらしいが、調べてもグロス加工がなんなのかはっきりしたことがわからなかった。

GOLDSPACEのサイトには

「PU(ポリウレタン)クリアペイントを使用した「グロス加工」が施され、美しい光沢のある仕上がりになっています」

「表面が滑らかで、心地よい肌ざわり」

「防水性に優れ、日々のお手入れが簡単です」

「常に高級感のある木の持つ質感をお楽しみいただけます」

とのこと。他のサイトをあるウレタンのクリア塗装のことっぽい。

届いた商品を見ると、確かに表面が少しツルッとした加工となっており、求めている高級感もある。汚れてもさっと拭いたら汚れは落ちる。自分が欲しいデスクにはピッタリだった。2年経った今、少し色がより深い色に変わった気がする。

値段について

このストアが調べた中では一番安価だった。購入時は38,980円。2023年8月では4万円程度に値上がりしているみたい。

少しDIYのデスクとしては高めと感じる人が多いかもしれないが、ウォールナットでこの大きさなら十分安いのでは。

デスクの脚(ボルト付き)

 →デザインは凝りだすとキリがないが、このスチール製のスクエアタイプを選択。シンプルかつ多少無骨なデスクにできる。これが脚も木材だともっと柔らかい印象になるだろう。ただし、製作難易度は上がるはずなので、初心者は悪いこと言わないからこのスチール製の脚にしておいた方が良い。

電動ドライバー

値段的にも安めだったので、このBOSHを選択。少しパワー不足感は否めなかったが、問題なく製作することができた。上を見だすとキリがないので、DIYを本格的にやるぜ!という人でない限りはこのクラスで十分と感じた。

ショートビット(電動ドライバーにくっつけて穴を開けるやつ)

天板に鬼目ナットを埋め込むために穴を開けるので、これを電動ドライバーにくっつけて穴を開ける。良いも悪いもなかったので、動画通りこれをチョイス。

鬼目ナット(天板に埋め込んでネジをつけられるようにするやつ)

これもショートビットと同様、動画で勧められるままに購入。

木工用ボンド

ダイソーあたりで買えば何の問題もない。

六角レンチ

これもダイソーで十分

総額(だいたい)

天板:4万円

脚:7900円

鬼目ナット:430円

ショートビット:460円

電動ドライバー:3700円

合計:5万円ちょい

ちなみにだが、似たような素材(ウォールナットかつクリア塗装)、見た目(スクエア型の脚)と大きさのものを調べると「かなでもの」がヒットするが、これだとなんと16万円。

これを考えると総額5万円そこそこで製作できるのは魅力あると思う。実に3分の1の値段以下だ。

手順について

これはMiD’SLIFEさんの動画を見るのが一番良いと思うが、簡単に手順を書き留めておく。

  1. 天板の背面に脚を組み合わせて穴を開ける場所に鉛筆でマークする
  2. マークした全箇所に電動ドライバー&ショートビットで穴を開ける(鬼目ナットの深さ分をショートビットに目印をつける)
  3. 鬼目ナットに木工用ボンドを塗り、六角レンチを使って埋め込む
  4. 天板に脚を再度組み合わせる
  5. ボルトと六角レンチを使って天板と脚をくっつける

以上である。

で、完成したデスクはこちら。

どうだろう。意外に良い仕上がりになっているのではないだろうか。写真の下手さはご愛嬌・・

電動ドライバーすら持っていなかったDIY初心者の僕でも十分製作できた。安価かつ高級感のある大きめデスクが欲しい人は挑戦してみてはどうだろう。参考にして貰えば幸いだ。

もし作ってよかったらコメントも書き込んでほしい。

このデスク製作はMiD’SLIFEさんの動画を見て作りました。感謝です!

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