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【レビュー】日立のスティック型掃除機 パワかる PV-BL30J N レビュー

2023年8月21日

結婚した時に買った掃除機にガタが来たので、今時のコードレススティック型掃除機に買い替えた。

いまだに昔ながらの掃除機(キャニスター型というらしい)を使ってる人がいたら、買い換えると間違いなく幸せになれると思ったので、ここで紹介しておきたい。

いわゆるスティック型掃除機のスペック比較ではなく、今国内メーカー(日立)のそれなりのクラスのモデルをレビューする。これを買うとこんな感じの印象や使い方になるよ、という程度に読んでもらえると嬉しい。ちなみにこのPV-BL30J Nはいわゆる型落ち商品だが、最新機種とほぼ変わらない(充電時間が最新機種だと3→2時間程度になっているくらい)。

昔ながらのキャニスター型掃除機の時代は終わった

毎回掃除する度に電源コードを掃除機からえっちらおっちら引き出して掃除し、2階に持っていくにも重いから一苦労。掃除をかけていても本体の重量を気にしながら掃除する・・・。

はい、先月までの僕です。

「埃や髪の毛が落ちてるな・・掃除したいな・・・」と思っても、そのしんどさを想像すると、なかなか掃除機かけられない。

平日は共働きということもあり、ひどい時は週に一回しか掃除機かけられない状況。家の中は埃だらけ。

汚い家だと心も荒むし、他を綺麗にしようという意欲も無くなってしまう。

もちろん週末はめちゃくちゃ綺麗にすべく掃除機かけて拭き掃除するんだが、時間と体力を消費して、終わる頃には休日の朝からヘトヘト・・。

そもそも、日本の狭い住宅事情を考えると、キャニスター型である意味はもはやないんじゃないかな。

マンションやうちみたいな2階建ならまだしも、3階建のお家でキャニスター型は本当に厳しいと思う。

日立のコードレススティック型掃除機 パワかるのここが素晴らしい

軽さは正義。1.4kg!の絶妙な軽さ。

常々、「軽さは正義」と思っている。家から持ってく荷物やガジェット類は重いとそれだけで使わなくなってしまうことが多いのだ。

ただ、掃除機はやっぱりある程度のパワーがないとサブ掃除機に成り下がってしまう。今回はあくまでもメインの掃除機なので、それなりのパワーが欲しい。

ということで、同じ日立で言うと異次元の1.1kgである「らくかる」もあったが「パワかる」にした。ちなみに吸引力全振りにしたければ「パワーブースト」というモデルもあるが、300g重い1.7kgになってしまう。

1.4kgという重量は2階建ての掃除を隅から隅までしてもそこまで腕に負担がかからないレベルの重さだった(ちょっと前までのMacBook airがこれくらいの重さなので、標準的なノートPCくらいの重さと思えばOK)

ちなみに僕は男性で痩せ型で筋肉があるタイプではない。力が強くない女性でも軽々扱えるモデルだと思う。

静音性に優れているので、夜中や早朝でも気にせず掃除できる

ここ数年、音に敏感になり、大きい音がめっちゃ苦手になってしまった。

なんでか全くわからないのだが、人間の三半規管は歳をとってくると感じ方も変わって来るんだろう。

なので、掃除機かける時でもAirPods proのノイズキャンセリングをしながら掃除することもしばしばあった。

この「パワかる」の標準モードだと、かなり静かなのでそんなことしなくたって快適。

(ただ、この「うるさい」とか「静か」とかは人の感じ方の問題なので、静音性を重視しているなら、家電屋で現物を確認することを薦める)

ちなみに「強」にするとそれなりにうるさい。当たり前やね。

静かなので、耳に優しいのも大きいが、それ以上に夜中や早朝でも掃除できるのがめちゃくちゃメリットある。気になった時にヒョイっと気になるところだけ掃除。控えめに言って最高。

デシベルレベルでのスペックは公式サイトを見てもわからなかった。

ゴミを見つける緑色のライト(ゴミくっきりライト)が超便利

これは日立だけの機能ではないが、先っちょに緑のライトがついている。最初はゴミが見えるだけでいらん機能やろ、と思っていた、これが使ってみるとめちゃくちゃ便利。ゴミを横から照らすので、どこに埃があるのか丸わかり。

ついつい埃を取ることがゲーム化し、掃除に対する意識の向上につながる良機能だと思った。

ていうか、うちの部屋、こんなに埃だらけやったんか!というのがマジ驚き。

なんならフローリングのこびりついた汚れまでわかるので、拭き掃除までしている始末。これはこれでやりすぎ感もあるのでなんとも言えないが。

日立のコードレススティック型掃除機 パワかるのここが残念

スタンドは最低限の品質

掃除機の先っちょのみを立てかけるスタンドなので、少々頼りない。雑に扱うと掃除機そのものが倒れる可能性もあると思った。

ただ、スタンドは家の隅に配置することが大半だと思うので、そこまでのデメリットでもないかなと後から思っている。

充電した姿がかっこよくない

この写真が充電している姿だ。正直かっこよくない。この辺は以下にも日本の家電メーカーで、充電含めてのデザインができていないと思った。

理想を言えば、スタンドと充電が一体型になっており、スタンドに立てかけると自動で充電してくれるのが至高なのだが。

あと、気になるのはバッテリー劣化である。これはバッテリー駆動である以上どんなメーカーや商品でも避けては通れないことなので、劣化を感じたら買い替えたい。

強にした時の稼働時間が少ない

公式では強にすると8分しか持たない。バッテリーは年々劣化するものなので、数年後強は使い物にならないのではないかなと想像してしまう。

ただ、日常で強を使う場面はさほど多くない。

派手に汚れをぶちまけた時とかだと思うが、このスティック型は日々こまめに掃除できるので、基本は「標準」で吸引は十分。

標準でも吸引力は悪くない(なんせ「パワかる」という名称を歌っているだけある)

日立のコードレススティック型掃除機 パワかるを買ったら生活が変わった

ということで、控えめに言って最高。

軽い、吸引力ある、静か

という求めている機能を全部果たしてくれた。もはや掃除をかけること自体が楽しみになりつつある。

ただ、長年使った掃除機は本当に15年という長い歳月うちを綺麗にするために稼働し続けてくれた。

時代は変わった。今は亡きNationalブランドの掃除機だったが、お別れしたいと思う。

僕自身物持ちはかなり良い方だが、故障するまで約15年使わせてもらった。

長年生活を共に過ごして感謝と共にさよならである。

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